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2015年5月31日日曜日

I²C延長実験(HRM1017+BME280+HDC1000)



結露モニタ プロトタイプ1(BME280とHDC1000使用)にて、LANケーブルを利用したI²Cの延長を試しましたが、何が起こっているのかをLabToolを使って調べてみました。
(真面目にバッファICを使って延長する方法は、NXPのアプリケーションノート(AN10658)。とっつきにくい場合はI²Cサンプルブックから。)

プログラムの動作を見る限りでは、何の違いもなく45mまで延長出来たように見えましたが、アナログ的には随分と状況が悪化していることが分かりました。

主たる原因はバスの容量の増加に伴う信号の立ち上がりの鈍化。
規格上のI²Cバスの容量の400pFですが、
Cat6ケーブルの容量は5~6nF/100m (1kHz)程度らしいので、500~600pF/10m。
現在の何の工夫もない状態では、高々10m位までで使うのが良いようです。

最初の公開時に言及していたリンギングは、測定方法に問題がありました。測定点のそばでGNDを確保したところ無くなりました。

このような状態で一見うまく動いているのは、たまたま、今回の組みあわせ(HRM1017+BME280)が良かったのかもしれません。
電圧降下は激しいので、少なくとも低電圧動作が可能なマイコン/センサの方がうまく動きそうな気がします。

mbed祭 2015@初夏の東銀座用資料

mbed祭 2015@初夏の東銀座で展示した、
「mbed HRM1017+BME280使用 結露モニタと LANケーブル利用I2C延長」
の資料です。

用意したプレゼンテーション資料です。うまく映せずすいませんでした。 

別途用意していた配布資料+回路図です。

HRM1017用のコードは以下で公開しております。


LabToolについて

LabToolはNXP社の光速ADコンバータ搭載マイコンLPC4370を使った簡易測定キットです。
詳しくは、以下のリンク先をご覧ください。

実験装置概要
回路とプログラムは結露モニタ プロトタイプ1(BME280とHDC1000使用)です。液晶表示装置を追加しています。
I²Cバス上のデバイスは、HRM1017を除いて4つ
LANケーブルの手前には、HRM1017そばにHDC1000と液晶表示装置、そのうちHDC1000に10kオームのプルアップ抵抗
LANケーブルの先にはBME280と液晶表示装置、それぞれに10kΩのプルアップ抵抗となります。

測定結果

以下に、バスの接続ケーブルを伸ばしていくにつれ、SCLシグナルがどうなっていくのかを記しています。(HRM1017側のSCLと、ケーブルの先のI²CバスのSCLを取得しています。)

ジャンパケーブル接続(数10cm)



2mのCat6 LANケーブル
少し信号がなまっている位で、あまり違いは見えません。



    7mのCat6 LANケーブル使用
    電圧降下、波形のなまり



    15m Cat6 LANケーブル使用
    さらに信号は悪化
    回路自体は動作している



    30m(15mLANケーブル2本連結)
    波形の悪化に伴い、動作周波数が勝手に50kHzに落ちている。クロックストレッチという現象が発生している?
    プログラム自体は正常に動作しているように見える。値も正常。



    45m(15mLANケーブル3本連結)
    30mの時と同様
    プログラム自体は正常に動作しているように見える。値も正常。




    2015年5月1日金曜日

    結露モニタ プロトタイプ(BME280とHDC1000使用)

    mbed祭 2015@初夏の東銀座用資料

    mbed祭 2015@初夏の東銀座で展示した、
    「mbed HRM1017+BME280使用 結露モニタと LANケーブル利用I2C延長」
    の資料です。

    用意したプレゼンテーション資料です。うまく映せずすいませんでした。 

    別途用意していた配布資料+回路図です。

    HRM1017用のコードは以下で公開しております。


    以下、投稿当時の内容


    スイッチサイエンス社から、BME280という温湿度気圧センサーが発売されました。


    また、秋月で購入したHDC100という温湿度センサーを持っています。


    これらを利用して、結露に関する情報を得られるモニタのプロトタイプを作ってみました。

    概要

    • mbedマイコン (最終的にBLEで情報を飛ばしたいと思っているので、mbed HRM1017を使っていますが、現段階では使っていないので他のmbedでも動くと思います。)
    • 屋内用センサ: 秋月で購入したHDC1000 (温湿度センサ)
    • 屋外用センサ: スイッチサイエンス社で購入したBME280(温湿度+大気圧センサ)
      • プルアップ抵抗 10kΩ
    • LANコネクタDIP化キット:秋月で購入したK-05404
    • LANケーブル:LD-GPT/WH70 (7m Cat6対応ケーブル)
      • カテゴリー6ケーブル(Wikipedia)参照
      • T568B結線の半分(4本)を使っています。
        ピン番号
        ケーブル色
        信号名称
        1
        /
        VDD (+3.3V)
        2
        SDA
        3
        /
        VSS (GND)
        6
        SCL


    • LEDは通常のLED(OSNG3133A, OSNR3133A)。電流制限抵抗3.9kΩ (3.3kΩ可)


    配線図など

    • パーツリスト
      • 屋内(想定)モジュール
        #
        モジュール
        製品名称
        購入先
        備考
        1
        mbed
        mbed HRM1017
        スイッチサイエンス

        2
        I2C温湿度センサ
        HDC1000使用
        温湿度センサーモジュール
        秋月電気通商
        I2Cのプルアップ抵抗搭載
        3
        LED1
        OSNG3133A
        秋月電気通商

        4
        LED2
        OSDR3133A
        秋月電気通商

        5
        抵抗
        3.3kΩ
        秋月電気通商
        HRM1017GPIO電流制限0.5mA用に調整
        LEDは定格よりはかなり低い電流値で使用
        6
        抵抗
        3.3kΩ
        秋月電気通商
        同上
        7
        RJ45
        LANコネクタ
        DIP化キット
        秋月電気通商

      • 屋外(想定)モジュール
        #
        モジュール
        製品名称
        購入先
        備考
        1
        I2C温湿度・気圧センサ
        BME280搭載 温湿度・
        気圧センサモジュール
        スイッチサイエンス
        I2Cのプルアップ抵抗未搭載
        2
        抵抗
        10kΩ
        秋月電気通商
        I2Cのプルアップ用
        3
        抵抗
        10kΩ
        秋月電気通商
        同上
        4
        RJ45
        LANコネクタ
        DIP化キット
        秋月電気通商

    • 実体配線図など


    プログラム

    今回使ったプログラムはmbed上に公開しました。
    https://developer.mbed.org/users/takafuminaka/code/Condensation_Monitor/


    • 起動後10秒間、LED1(緑)とLED2(赤)を点灯させ、消灯します。
    • 10秒周期で2つのセンサーの値を読み取ります。
    • 結露を検知すると、LED2(赤)が点灯します。コンソール出力が有効な場合はそちらにメッセージを出します。(後述)
    • 結露が近いと判断する(結露までの温度差がwarn_wid(℃)を下回る)と、LED1(緑)が点灯します。コンソール出力が有効な場合はそちらにメッセージを出します。(後述)
      • warn_widは20℃と大きく設定しています。実運用では2~3℃に設定すると良いです。
    • コンソール出力はmain.cppの”#define NEED_CONSOLE_OUTPUT 1”をコメントアウトすると抑制出来ます。
      • コンソールをPC側で表示させない場合は抑制しないとmbed側の動作が停止すると思います。
    • コンソール出力について
    • 出力例
      In: 24.90 degC, 60.85 % Out: 26.10 degC, 55.20 %, 1011.04 hPa
      Humidity Ratio [g/kg] : In 11.79 Out 11.49
      Due Point Temperature [degC] : In 16.40 Out 16.81
      9.70 degC to Condensation at Outside
      8.08 degC to Condensation at Inside
      9.29 degC to Condensation at Window Inside
      8.49 degC to Condensation at Window Outside
      • 1行目に室内センサーの温度と湿度、室外センサーの温度、湿度、気圧が表示されます。
      • 2行目に屋内外の絶対湿度が[g/kg]単位で表示されます。
        • 結露対策のために換気をしても良いかどうかの目安となります。
          例えば、屋内の湿度が高い場合に、屋外の絶対湿度が屋内よりも低ければ、換気をするだけで湿度が低下します。
          逆に屋外の絶対湿度が屋内よりも高い場合は、湿分を取り込むことになるので換気をすると屋内の湿度が上がります。
      • 3行目に屋内外の露点が表示されます。
      • 4行目以降は警告あるいは注意表示です。
        • 上記の例は、後何度下がると何が起こるかが表示されています。
          • 最初の行は屋外の温度と露点を比較し、あと何度で結露するかを表示
          • 次の行は屋内の温度と露点を比較し、あと何度で結露するかを表示
          • 次の行は屋外の温度と屋内の露点を比較し、あと何度屋外が冷えると窓が結露するかを表示
          • 次の行は屋内の温度と屋外の露点を比較し、あと何度屋内が冷えると窓が結露するかを表示
        • もし、露点を下回った場合は結露が発生したとみなし、” Condensation at  XXX”あるいは” Condensation at Window XXX”の様にメッセージを出します。


    理屈


    温湿度が分かれば、露点が計算できます。
    さらに気圧が分かれば、絶対湿度が計算できます。


    室内外の計測情報を活用すると、結露しているのかどうか、あるいは、あと何度で結露するのかが分かります。

    今回のプログラムでは、ここここの式を利用して計算しています。


    LANケーブルによるI2C延長について

     シリアル拡張ICサンプルブックI2C仕様書等を参考に考察と実験を行い、上記ケーブルを使いました。ツイストペアケーブルを使ったバス延長はI2C仕様書p.60に説明があります。

     そこで、Cat6の15mケーブルを借りてきて試したところ、3.4Mhz(設定値ベース)で通信可能でした。

     プロの方いわく、「シングルエンドの信号なんで,インピーダンスの低い線とペアで扱うことにより良好な結果が得られる」のだそうです。

     

    写真は載せませんがその後もう少し実験をした結果です。

    • Cat5e 15mのケーブルでも成功(100kHz設定)
    • Cat6 15mのケーブル3本を延長コネクタで接続(つまり45m!!)しても成功(100kHz設定)

     結局限界は今回は分からずじまいでした。私の用途では、十分すぎる性能です。
    本当は、数mでうまく動かなくなり、サンプルブック付属のバッファICで延長するという計画だったのですが、無くても動くという、思わぬうれしい誤算でした。

    (2015-05-19追記)
    Labtoolで取得したI2Cバスの様子です。
    アナログ波形はずいぶん歪んでいるようです。
    また、I2Cの周波数指定はうまく効いていなかったようで、100kHz動作です。






    2015年3月17日火曜日

    WallbotBLE (MPU6050 only) and "EEG Acceleration logger"

    さて、EEG Acceleration loggerとnecomimiで遊んでみたわけですが、このアプリは”三軸加速度三軸ジャイロセンサモジュール”(MPU6050)のセンサー値を表示したり、グラフ化したりする機能もあります。

    私は、まだこのセンサーモジュールを持っていないのですが、先日購入したばかりのWallbot BLEがMPU6050を搭載していることに気づいたので、これで試してみることにしました。

    プログラムはケンタさんのBLE_MPU6050_Nanoを元に、次の変更を加えました。
    変更前のmain.cpp 28行目~
    //MPU6050 mpu(p4, p5);
    MPU6050 mpu(I2C_SDA0, I2C_SCL0);

    static const char DEVICENAME[] = "BLE-Nano";
    変更後のmain.cpp 28行目~
    //MPU6050 mpu(p4, p5);
    MPU6050 mpu(I2C_SDA, I2C_SCL);

    static const char DEVICENAME[] = "WallbotBLE";


    あとは、プラットフォーム設定を"Wallbot BLE"に設定し、コンパイル後書き込んで完了です。
    良い感じにセンサー値を拾えているようです。





    WallbotBLEを出荷状態に戻すには....
    JKSoft のBLE_WallbotBLE_Challengeを書き込みますが、
    なぜか、前後が逆に動いてしまったので、main/cppの22行目の
    #if 0

    #if 1
    に変更しました。
    (Firmwareを戻しておかないと、息子に怒られるので...)

    2015年3月16日月曜日

    necomimi and "EEG Acceleration logger"

    普通の人の3周遅れくらいでnecomimiを入手...


    mbed HRM1017の勉強を始めた頃から、ケンタさんがこれで遊んでいるのを知ってまして、
    私もいずれ遊んでみよう...と思っていたのでした。

    最近、ケンタさんが、Apple Storeにログを取るアプリ”EEG Acceleration logger”を公開されました。そこで、これを機に入手して遊んでみることにしました。
    • necomimi改造
    • mbed HRM1017接続
    • BLE nano接続


    まずはNecomimi単独で

    まぁ、3周遅れでレポート書いても仕方ないですが...
    • ベルトがきつい....すいません。頭の後ろ回すんですね。ちゃんと取説(と、ついている紙)は読まなきゃですね。
    • ゾーンモード難しい...全然できません。
    と思ったら、うちの息子、付けて数分でマインクラフトしながらゾーンモード出した...将来期待できるかしら?←親ばか


    参考資料


     necomimi改造


    • 他の方同様に、メインボード側から、TAG1への信号を取り出す。
    • ピンの対応は次の通り
      TGAM1
      Main Board
      意味
      mbed
      GND
      TP1
      GND
      GND
      VCC (V)
      TP2
      VCC
      VDD or
      RX(R)
      TP3
      センサへの送信
      接続不要
      TX (T)
      TP4
      センサからの受信
      Serial Rx (UART入力)
      (任意ピンに再割当可能)
    • 最終的にmbed用のnecomimiから電源を取る計画なので、4本とも取り出しました。(AWG24)
    • ケースにカッターで穴を追加し、端にピンソケットを接続。電極部分は熱収縮チューブで保護。


     mbed HRM1017でのテスト

    • mbed HRM1017用のコードが提供されているので、まずはmbed HRM1017で接続
      ちなみに、赤:VDD、黒:GND,黄色:P0_11に接続されています。(mbed HRM1017をはじめよう参照)
      LED1,2もつないでいますが、このプログラムでは光らないので、不要です。
      プラットフォームがちゃんとmbed HRM1017であることを確認してからコンパイル&書き込み。
    • うまく動いているようです。


     BLEnano

    • 今度はBLEnanoでやってみます。
    • せっかくのコンパクトなデバイスですので半田付け無しでやってみました。
    • 用意したのは、サンハヤトのスルーホールテスト用テストワイヤTTW-200

      ピン先がこんな風になっていて、スルーホール、ピンソケット、ブレッドボード等に使うことが出来ます
    • 書き込みのためのUSB I/Fとの接続は、GND, VIN, SWCLK, SWDIOの4本だけ接続

    • プログラムは、次のように変更しました。
      変更前のmain.cpp 5行目~
      //#define BLE_Nano
      #define HRM1017

      #define DBG 1
      #define NEED_CONSOLE_OUTPUT 1 /* Set this if you need debug messages on the console;
                                     * it will have an impact on code-size and power consumption. */

      Serial  pc(USBTX, p11);       //for UART comms (TX, RX)
      変更後のmain.cpp 5行目~
      #define BLE_Nano
      //#define HRM1017

      #define DBG 1
      #define NEED_CONSOLE_OUTPUT 1 /* Set this if you need debug messages on the console;
                                     * it will have an impact on code-size and power consumption. */

      #ifdef HRM1017
      Serial  pc(USBTX, p11);       //for UART comms (TX, RX)
      #endif

      #ifdef BLE_Nano
      Serial  pc(USBTX, p5);       //for UART comms (TX, RX)
      #endif
    • プラットフォームがちゃんとBLEnanoであることを確認してからコンパイル&書き込み。
    • で、necomimi改との接続はこうなります。
    • 適当にプラスティックの箱に入れて、ケーブル束ねてnecomimi改の横に貼り付けると、こうなりました。

      これくらいコンパクトなら、付けたままでいろいろ出来ますね

    で、脳波?測定の結果は?

    • 実際にこれを装着したまま、数時間生活してみた(昼寝含む)のですが、DELTA波のグラフがちょっと伸びるだけで、ほとんどそれっぽいデータが取れません。
    • 壊れているのかな?と思いましたが、necomimi自体はそれっぽく動いています。ボーっとしているとリラックスモード、集中するとゾーンモードなど。なので、壊れているわけではなさそう。
    • いろいろWebで調べてみると、necomimiではあくまで筋電測定が関の山で脳波が測定できるようなハードウェアでは無いとのこと。
    • まぁ、こめかみの筋電でも、ある程度の判定が可能ということのようです。
    • なので、本アプリはあくまで参考までと考えることにします。
    • 数値が取れること自体が面白いし。
    • あえて言うなら、測定されたモードもアプリで表示出来ると面白いかも。→日々ゾーンモードに入った時間や装着時間に占める割合など記録して、徐々に訓練して集中力を高める訓練に使うなど。
    • 万人受けする遊び方ではないですが、私はそれなりに楽しみました。自分でも何かアプリ作ってみたいですね。

      2015年3月1日日曜日

      uCXpresso LilyPad for nano51822 : 文鎮化

      uCXpresso LilyPad for nano51822 が、一つ文鎮化しましたorz

      • 説明通り、LPC expressoで作ったhexファイルを、Android経由でDFUアップデート→成功
      • SWDを配線後TSUBOLINK-2等で書込→失敗。
        • FAIL.TXTの内容は、”The interface firmware FAILED to initialize the target MCU”
        • 書き込み自体ができない様子で、リセットすると元のプログラムが再開する。
      • DFUでmbedオフラインコンパイラでコンパイルしたファイル(softdevice + application hexファイル)書き込み→予想通り失敗。文鎮化。
        • 二度とDFUモードにならず、mbed書き込み出来ない状態も継続

      現在、いろいろ調査中。
      SWD経由で復旧させないと、どうしようもないですね。

      2015年2月22日日曜日

      もう1つのNRF51822 オフラインコンパイラ(uCXpresso.NRFを試してみる:インストール編)

      昨日調べていたuCXpresso LilyPad for nano51822ですが、とりあえず手持ちのマシンにインストールしてみました。
      他のNRF51822環境でも使えるのでは?という期待もあります。→ライセンスを購入しないと、他のモジュールでの利用や商用利用は難しそうです。(Link)
      LPCXpresso IDEはEclipse+GCCの開発環境の様です。

      インストールは、”Getting Started with uCXpresso.NRF”(英語)に沿って進めていきます。
      (正直、面倒くさかったです!!!)

      install LPCXpresso IDE


      • Increase VM memory for Windows System (Windows環境)
        もしLPCXpressoが起動している場合は、一旦停止。c:/nxp/LPCXpresso_x.x/lpcxpresso/lpcxpresso.ini を開いて、MaxPermSizeの値を256MBから512MBに変更して下さい。(X.Xはインストールバージョンによって異なる数字となりますので、自分が使う環境に合わせて指定して下さい。)

      • Install new software (Eclipse Plug-­‐in)
        LPCXpressoを起動。
        Help -> Install New Software から Addを選択

        Name: Eclipse Juno
        Location: http://download.eclipse.org/releases/juno
        「General Purpose Tools」 セクションから、 “Marketplace Client”を選択
        「Mobile and Device Developments」 セクションから、 “Target Management Terminal”を選択

        その後インストール(Next→ライセンス確認(Accept)→各種警告にYesで回答)
        完了すると、再起動を促されるのでLPCXpressoを再起動
      • Install RXTX Plug-­‐in
        同様に
        Name: RXTX
        Location: http://archive.eclipse.org/tm/updates/rxtx/
        最新バージョンのセクションから、"“RXTX End-­‐User Runtime”"を選択

        その後インストール(Next→ライセンス確認(Accept)→各種警告にYesで回答)
        完了すると、再起動を促されるのでLPCXpressoを再起動

      • enable the USB CDC virtual COM.Port (Mac OS X) (多分不要?)Terminal Appから以下を実行
        sudo mkdir /var/lock
        sudo chmod a+rw /var/lock


      • SVNをインストールHelp > Marketplaceを起動
        Find欄に”SVN”と入力後をGoを実行。
        検索結果から"Subversive"をインストール。
        完了すると、再起動を促されるのでLPCXpressoを再起動

      • Show the SVN and Terminal Views
        Window -> Show View -> Other を起動
        SVNの下のSVNレポジトリーを選択して[OK]を実行。

        SubversizeのSVN Connection選択画面が開くので、SVN Kitの最新版(執筆時点で1.8.7)をインストールする。
        完了すると、再起動を促されるのでLPCXpressoを再起動

      • Show the SVN and Terminal Views
        Window -> Show View -> Other を起動

        「SVN」の下の「SVNレポジトリー」と、「Terminal」の下の「Terminal」を選択して[OK]を実行

      • SVNレポジトリータブを右下から左上に移動

      Install uCXpresso.NRF Framework


      • Check Out uCXpresso.NRF framework
        追加したレポジトリ表示を展開してuCXpresso.NRFの上で右クリック

        ドロップダウンメニューから”チェックアウト”を選択

        チェックアウトが完了すると、Project WorkspaceタブにチェックアウトしたuCXpresso.NRFが展開されます。

      Exampleプログラムのコンパイル

      • Exampleプログラム"blink"のチェックアウト
        SVNレポジトリータブから、examples/rtos/blinkをチェックアウト
        (右クリックでプルダウンメニューを出し、チェックアウトを実行)
      • コンパイル実行
        Project Workspaceで"blink"を選択し
        Quickstart Panelから"Build 'blink'[Debug]"を実行
        コンパイルが進行し、実行ログが右下の”CDT Build Console ...”に表示されます。

      • 作成されたhexファイルは起動時に指定したworkplaceパスに格納されています。

      uCXpresso LilyPad for nano51822

      スイッチサイエンスにuCXpresso LilyPad for nano51822
      という製品が入荷しました。(2015/02/21)

      製品の特徴は上記ページとそのリンク先の製品の紹介をご覧ください。
      また、どんな風に使えるのかは、”Getting Started with uCXpresso.NRF”(英語)を見ると良いと思います。
      以下、個人的に、注目している点をずらずらっと書いていきます。

      なお、実物で確認出来ていないことも含まれますので、間違いがあるかもしれません。個人作成ブログなので、その辺はご容赦下さい。(ここに書かれていることを信じて何か損害が発生しても責任は持てません。自己責任でお願いします。)


      概要

      Getting Started with uCXpresso.NRF”(英語)をざっと見ると次のことが書いてありました。
      • オリジナルのRTOS(?)が動作する。
      • IDEとしてNXP社のLPCXpresso IDE(EclipseベースのIDE+GCC)を使用する。
      • これに、独自開発のuCXpresso.NRFという独自のRTOS C/C++ frameworkを追加して使用する(で良いのかな?)
      • DFUコードがすでに書き込まれており、ファームウェアの更新は"nordic Master Control Panel"を使い、OTA(BLE経由)で行う。
      • ARM Keil5を使ったオフライン開発環境と対比すると、こんな感じでしょうか...
        ARM MDK (32kB制限) → NPC LPCXpresso (256kB制限)
        noridc nrf51-SDK → ucXpresso uCXpresso.NRF
        CMSIS-DAP(mbed) → DFU OTA
      • この作りなら、IDEを他のnrf51822を使ったモジュールでも多分使えるように出来るでしょう。(ただし、他のモジュール向けの開発・商用利用にはライセンスの購入が必要そうである。”Getting Started with uCXpresso.NRF”(英語)のAppendix E参照。)
      • DFU-OTAはソースが非公開のため、外部クリスタルの無いモジュールでそのまま使うのは難しいと思われます。(いや、回路図に外部クリスタルがオプションと書いてあるので、内部クロック使うようになっているかも...)

      ハードウェア
      回路図を読むと次のようなことが分かります。
      • SWD optional という4ピンのコネクタが書かれています。
        この端子には、SWCLK, nRST, V3.3, GND の4つのラインが引き出されています。
        この4端子を使うと、mbedで書き込みが出来るようになると思われます。(参考)
        基板写真を見ると、会社ロゴの下に4ピンのパターンがあるので、この端子が対応しているのだと思います。(配置は一番右の13番端子の上あたりがGNDのようです。)

        TSUBOLink-II等を使うと、書き込み出来ると思います。
        接続ピンは 電源ピンおよび、TGT_SWDIOとnRST、TGT_SWCLKとSWCLとなります。
        接続方法は工夫が必要です。ピンソケットを立てても良いですが、Lilypad製品の趣旨を考えれば、コンタクトプローブ(スプリングプローブ)を使うと良いのかもしれません。実物が来たら、考えます。

      • 32.768kHzのクリスタルはオプションと書いてありますが、ボードに載っている様です。(Y1)

      外観から
      • 搭載モジュールの技術適合番号は204-420020。これは、BLE nanoに記載の番号と一致しており、同じものか同等の製品が使われているのだと思います。(MDBT40/NRF51822QFAA)

        このことから、LEDとスイッチをつなげばBLE nanoやmbed HRM1017等でも本製品用に用意されたIDEが使える可能性があります。この辺は今後調べていきます。
      • SWDコネクタ:スルーホール内径1mm,ピッチ2.54mm, コネクタヘッダパターン10x2.54mm
      • 外周部のホールは内径2mm 配線にはM2のネジが使用出来ます。ナットは角度によっては隣同士が接触してしまうので、心配な人はポリカーボネート製を利用して下さい。

      関連リンク