*** 2017/09/01追記 ***
matsujirushi(マツジルシ)さんが試された結果を以下に記されています。
私の手順で抜けているところ、最新の環境で実施するための情報等が書かれていますので、そちらもご参照ください。
(最近、他のことをやっており、OSもmakecodeや、関連ツールもどんどん更新されていますので、フォローアップは気がついたとき、気が向いたときにならざるを得ません。すいません。)
Raspberry Pi 上にchibi:bit (micro:bit)のMirosoft Make Code 開発環境(PXT-microbit(ブロック/Javascript開発環境))を
https://makecode.com/cli
及び
https://github.com/Microsoft/pxt-microbit/blob/master/README.md
を参考に、自宅のRaspberry Pi 3上に構築してみました。
(PXT-microbit環境の改良などできたら良いなと思い、Raspberry Pi 3上に自前の環境を構築し、ちょこちょこ調査していますがまだ成果にはつながっていません。https://makecode.com/docsを勉強すると良さそうです)
micro:bitやchibi:bitの公式開発環境はMicrosoftが開発したPXTが使われています。
オープンソースであり、GITHUB上にpxt-microbitとして公開されていますので、誰でも入手・改良することができるのですが、日本語でまとまった情報が無いようです。
とりあえず、Raspberry Pi上に構築した例を紹介します。なお、node.jsとgcc-arm, yotta等が動く環境であれば、OS問わず構築可能だと思います(以下では一部でRaspberry Piをサーバと呼びます)。
本ブログに記載の操作には無駄・不足・間違いがある可能性があります。ご指摘頂ければ修正しますので、コメントいただけると助かります。
https://makecode.com/cli
及び
https://github.com/Microsoft/pxt-microbit/blob/master/README.md
を参考に、自宅のRaspberry Pi 3上に構築してみました。
(PXT-microbit環境の改良などできたら良いなと思い、Raspberry Pi 3上に自前の環境を構築し、ちょこちょこ調査していますがまだ成果にはつながっていません。https://makecode.com/docsを勉強すると良さそうです)
オープンソースであり、GITHUB上にpxt-microbitとして公開されていますので、誰でも入手・改良することができるのですが、日本語でまとまった情報が無いようです。
とりあえず、Raspberry Pi上に構築した例を紹介します。なお、node.jsとgcc-arm, yotta等が動く環境であれば、OS問わず構築可能だと思います(以下では一部でRaspberry Piをサーバと呼びます)。
本ブログに記載の操作には無駄・不足・間違いがある可能性があります。ご指摘頂ければ修正しますので、コメントいただけると助かります。
開発環境立ち上げのみ(ソース等無し)
Command Line Toolを参考にworkspace構築
node.js導入
- Beginner’s Guide to Installing Node.js on a Raspberry Piを参考にインストール
- curl -sL https://deb.nodesource.com/setup_7.x | sudo -E bash -
- sudo apt install nodejs
- node.jsのバージョン(node -v の出力)は7,10,0
PXT Command Line Tool 導入
- (PXT) Command Line Tool を参考にPXT Commnad Line Toolをインストール
- sudo npm install -g pxt
サービス構築&起動
別ディレクトリに構築する場合は、下線部を任意に変更してください。
- cd
- mkdir pxt-microbit
- cd pxt-microbit
- pxt target microbt
- このままでは、localhostからのアクセスしか許可されないので、下記「補足情報」を参考にnode_modules/pxt-core/built/server.jsを編集してポートやIPアドレスを変更
- pxt serve
- 以下の様に表示されるとサーバ起動完了です。
To launch the editor, open this URL:
http://localhost:3232/#ws=3233&local_token=XXXXXXX
- これで開発環境が使用可能となります
- http://IPADDRESS:PORT/ IPADDRESS,PORT部分は変更した内容に変更してください。デフォルトのまま使用する場合は、Raspberry Pi 3上のブラウザから http://localhost:3232/ となります。
- このままでは、localhostからのアクセスしか許可されないので、下記「補足情報」を参考にnode_modules/pxt-core/built/server.jsを編集してポートやIPアドレスを変更
- 以下の様に表示されるとサーバ起動完了です。To launch the editor, open this URL:http://localhost:3232/#ws=3233&local_token=XXXXXXX
- http://IPADDRESS:PORT/ IPADDRESS,PORT部分は変更した内容に変更してください。デフォルトのまま使用する場合は、Raspberry Pi 3上のブラウザから http://localhost:3232/ となります。
github上のソースから構築する場合
以下は、github上のレポジトリを使う場合
https://github.com/Microsoft/pxt-microbit/blob/master/README.md を参考に
mbedアカウント準備
- yotta.mbed.comへのログインアカウントが必要です。developer.mbed.orgでアカウントを作成して利用して下さい。
yotta
- (mbed yotta) Installing on Linux を参考にyottaをインストール
- sudo apt-get update && sudo apt-get install python-setuptools cmake build-essential ninja-build python-dev libffi-dev libssl-dev && sudo easy_install pip
- sudo pip install yotta
- 本ブログ更新時点のyottaのバージョン(yotta --version出力)0.17.2
arm-none-eabi-gcc
- sudo apt-get install gcc-arm-none-eabi
- gcc-arm-node-eabiのバージョン(arm-node-eabi-gcc --version出力)4.8.4-1+11-1
githubレポジトリコピー
- cd
- git clone https://github.com/Microsoft/pxt-microbit pxt-microbit
- cd pxt-microbit
- sudo npm install -g pxt (不要かも)
- npm install
- いろいろエラーが出るようですが、先に進んでも大丈夫のようです。
サービス構築&起動
- cd
- cd pxt-microbit
- このままでは、localhostからのアクセスしか許可されないので、下記「補足情報」を参考にnode_modules/pxt-core/built/server.jsを編集してポートやIPアドレスを変更
- pxt serve (現状のビルドをそのまま使う場合)
- pxt serve -yt (ソースの変更があり、リビルドが必要な場合)
- 途中で"yotta is unable to open a browser for you to complete login on this machine. Please copy and paste this URL into a browser to complete login:
https://yotta.mbed.com/#login..."
表示されたURLにブラウザでアクセスしてください。
補足情報
- 必要容量:ソース無しの環境構築だけなら63MiB, githubのソースを引っ張ってくると728MiB使っています。
- 使用IPアドレスの変更
- デフォルトでは、pxt-microbitはlocalhost(127.0.0.1)にのみポートを開きます。
- この状態ではネットワーク上の他のPCからアクセスすることはできません。
- まずエディタで node_modules/pxt-core/built/server.js を開いてください。
- serveOptions.hostnameを定義している行について、"localhost"の中身をRaspberry Pi 3のIPアドレスに変更してください(空文字列””にするとRaspbery Pi 3に割り当てられたIPアドレスがすべて使えるようになります)。
- 使用ポートの変更
- デフォルトでは、3232, 3233の2ポートを使います。
- まずエディタで node_modules/pxt-core/built/server.js を開いてください。
- serveOptions.portとserveOptions.wsPortを定義している行があり、それぞれ3232, 3233を設定しています。この行を使用したいポート番号に変更してください。
- 複数の開発環境を1台のサーバ上に構築したい場合は以下の様にしてください
- 別ディレクトリに環境構築する
- 使用ポートを重複しないように変更する
- pxt開発環境と記していますが、「Microsoft Make Code」と呼ぶ方が良いのかも知れません
- このMicrosoft Make Codeのページにはmicro:bit類似貧の開発環境の紹介と、Make Codeに関する情報が掲載されています(このページは、最近頻繁に変更されているようです。この記事は2017/04/02現在の情報に基づいて記されています)。
- Micorosof Make code の Aboutドキュメントによると以下の様に定義しているそうです。
- Microsoft MakeCode is based on the open source project Microsoft Programming Experience Toolkit (PXT).
Microsoft MakeCode
is the name in the user-facing editors,PXT
is used in all the GitHub sources.
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