2011年から省エネを意識し始めたので、外出先から自宅の室温、湿度を確認出来る様にしようと思い立ちました。
最初に購入したのがPC sensor社の1W340Dという製品
各センサーはI2C的なI/Fで動くようになっていますが、全センサーが1つのI2Cバスにつながっています。しょぼいWindows用アプリが添付されており、独自のプロトコルでLAN経由で通信しデータを収集することができます。
これとLinuxをインストールしたIntel D510MOを組みあわせ
適当にまとめてWebにアップロードするような仕組みを作りました。
ちなみに、D510moは通常のPCよりはマシだとはいえ、それなりに電気を消費します。
そこで、室温測定は一時間に一度、毎時0分に温湿度を測定し、Webにアップロードし、その後hybernationさせ、タイマーで58分頃に自動復帰させていました。
このやり方は、大規模に展開するには無理がありました。
- センサーケーブルの延長できる範囲でしか測定できない
- 1つのセンサーのケーブルの長さが長くなりすぎると、使えるセンサーの数が減ってしまう。(最終的にはエアコンのパイプに沿わせた屋外センサと屋内センサの2つだけになってしまいました。)
- I2Cを使うとしてもLAN接続するにしても、結局家中の温湿度を測定するためには、ケーブルを這わせ回すしかありません。
- 無線を使う必要がある。
- 海外に使えそうな製品があるが、技適の関係で使用できない。
- Wifiを使う製品は、価格や消費電力の関係から、二の足を踏んでいた。
- 当時は電子工作的なアプローチは考えていなかった。
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