これをI2C接続の小型LCD搭載ボード(3.3V版)と組み合わせてこて先温度計を作ってみました
参考リンク
- スイッチサイエンス コテ先温度計シールド
- HAKKOのこて先温度計ページ(こて先温度計を使ったことが無い人は、メンテナンス情報を一通り目を通しておいた方が良い。測り方も丁寧に説明されている。)
- 交換用センサー191-212
- HAKKO e-shop
- 店舗販売の例:斎藤機工秋葉原営業所 コテ先温度計を取り扱っている店なら置いているかと
- その他通販(取り寄せになるところが多い)
Arduino Uno3で使用
- スイッチサイエンス 使用方法説明ページ
- サンプルスケッチは無事動作
- I2C液晶も動作
余談:”ジグザグハック”or"Sneaky Footpinrts"
- ピンヘッダ用のパターンが真っ直ぐではありません。これは”ジグザグハック”or"Sneaky Footpinrts"と呼ばれているテクニックで、手はんだ字のピンヘッダが傾きにくく、抜けにくくなるようです。参考リンクswitch science、sparckfun
回路図を読む
- スイッチサイエンス 回路図
- データシート(MAX31855)
- 回路自体は3.3Vで動作(3.3VのArduino互換機で使用する場合は、SJ1とSJ2をショート
- MAX31855はSPI動作
- 使用しているピンは、3.3V(JP1-5)、GND(JP1-2,3)、MISO(JP3-5)、SS(JP3-3)、SCKC(JP3-6)、SDA(JP3-9)、SCL(JP3-10)
Universal Embedded Board for LPC11U68で使えるか?
- Universal Embedded Board for LPC11U68 に上記信号は出ているか?→出ている
- IOピンの電圧は3.3Vなので、コテ先温度計シールドのSJ1とSJ2をショートして3.3V動作にする必要がある
- USB UARTは使えない
- シールドを被せるとRESET, ISPボタンに指が届かない。P2から信号を引き出して外部にボタンを設けた。(1:GND, 2:ISPボタン, 3:RESETボタン)
- ピンの引き出した様子は写真参照
- MAX31855のライブラリが既に存在したので、コードはほとんど書いていません。
- mbedコード : https://developer.mbed.org/users/takafuminaka/code/Soldering_Tips_Thermometer/
- コンパイル方法: LPCXpresso 11U68を選択してコンパイル
- 書き込み方法
- USBケーブルでPCに接続
- RESETボタンとISPボタンを同時に押し、RESETボタンを先に離してから、ISPボタンを離す
- ドライブとしてマウントされるので、firmware.binを消去後、mbedで作成したbinファイルを書き込む
- RESETボタンを押す
- こうして作成したのが最初の写真となります。